高額融資には必須!?知って得する事業の企画書について

会社を立ち上げたり、既に立ち上げている際に銀行の融資はとても頼れる調達法ではないでしょうか。とはいえ、銀行側もどんな事業にお金を使うのか、融資する価値はあるのか、返済に関しては大丈夫かなど、色々と不安はあります。銀行も慈善事業でお金を貸すわけではありませんので、しっかりと納得のできる要素が必要ですね。

それでは、融資してもらえるにはどうするか。まずは「企画書を作成する」のが一般的な方法です。これは、どのような事業を行いうかを簡潔にまとめた書類です。本格的になると「事業計画書」というものになりますが、こちらは作成までに多くの労力を費やさなければいけないので、企画書で問題ないと判断できた場合に進めると良いでしょう。

ページ数に関しても自由です。1~5ページの企画書もあれば、20ページを超えるものもあります。ですので、ページ数にこだわる必要はありません。一番大切なことは、「この企画書で、内容が伝わるか」です。読みにくい、分かりにくい企画書になっていないか。興味を引く内容か。利益が出る根拠はあるか。それらを押さえた企画書を目指したいものです。図を交えた解説などは有効ですね。

そうして納得いく事業内容がまとめられたなら、いよいよ本格的に「事業計画書」を作成し、銀行に相談します。事業計画書は、企画書よりも細かく内容を決めたものになりますので、予想金額、プロジェクトのスケジュール、人員、戦略など、想定できる要素を全て解説し、アピールしましょう。あとは事業計画書をご自身でプレゼンテーションすることになるのですが、ここでの熱意も非常に大切ですね。

もちろん、会社の年収や設立年数、事業内容なども融資してもらえるかの検討材料にはなりますが、無茶な融資ではなく、しっかりとした根拠の元に、ほぼ確実に利益が生まれる事業でしたら、問題なく融資して頂けるのではないでしょうか。貸す立場から考えると、返済可能なプランかどうかが重要ですから、借りる側もしっかりビジョンを持って熱意あるアピールをすれば、必ず融資は成功するはずです。

閉じる